Rosie

2012-11-16 | 東京レトロフォーカス別室

Nikon FE2 / Mir-24N 35mm F2 / Kodak ProFoto XL100 / (C)  Keita NAKAYAMA

Nikon FE2 / Mir-24N 35mm F2 / Kodak ProFoto XL100 / (C) Keita NAKAYAMA

前日と朝方の雨が嘘のような快晴だった。

いや、出がけにはまだ小雨がぱらついていたのだ。それが待ち合わせの駅を降りたら雲が切れ、ランチを一緒にするころには日差しが出ていた。
まあいつものことではあるけれど、脊山さんは天才的な晴れ女である。

といっても、快晴は快晴なりの悩みもある。人物写真を撮る場合、日差しが強いとレフが欠かせなくなるからだ。あと絞りとシャッタースピードの組み合わせに制限がでるとか、モデルさまの日焼けも心配しないといけないとか、まあいろいろあるのだけど、これは贅沢な悩みには違いない。

この日のロケ場所は三田にある某国大使館。素晴らしい庭を持つことで知られている。TVでは何度か観ているけれど、訪れるのはこれがはじめて。というか、三田の小高い丘を歩くのもはじめてだ。
大きな門で守衛さんの笑顔に迎えられ、入った建物の向こうの日本庭園は、確かに手入れが行き届いていた。昔の大名屋敷の跡地がこれほど佳い状態で残るのは、都心の私有地では考えられないことである。

Nikon FE2 / Mir-24N 35mm F2 / Kodak ProFoto XL100 / (C)  Keita NAKAYAMA

Nikon FE2 / Mir-24N 35mm F2 / Kodak ProFoto XL100 / (C) Keita NAKAYAMA

庭に面したバルコニーの脇に、可憐な薔薇が植えられているのを見つけて、さっそく撮影に入る。続きは次回にて。

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▲photo01/02:いつものFE2といつものレンズで。この日はカメラを2台用意していたのだが、もう1台はランチの最中にトラブル発生。たぶん復活は難しいだろう。手元のフィルムカメラの大半は製造後すでに40年以上を経過しているため、いつ何が起きても不思議はない。こんなときのFE2は、やはり頼れるサブカメラだ。

午後の日差しは真夏ほどではないにせよ、撮影にはいろいろ工夫が必要。レンズは絞り開放ではかなり軟らかい描写になるのだが、ピント面のシャープネスはそれなりに保たれる。ただしそれは画面中央部のことで、周辺に行くに従ってピントは甘くなる。2枚目の画像でわかるように、この撮影距離での被写界深度は相当に浅い。
肌のトーンを残しつつ薔薇のピンクの色調が飛ばないよう、露出は慎重に決めた。

制作協力:脊山麻理子

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