AZABU十番勝負(1)

2010-10-06 | 東京レトロフォーカス別室

Konica Acom-1 / AR40mmF1.8 / FUJI Speria Vinus 400 / (C) Keita NAKAYAMA

Konica Acom-1 / AR40mmF1.8 / FUJI Speria Vinus 400 / (C) Keita NAKAYAMA

久しぶりで自由な撮影の時間がとれたので、冷蔵庫からフィルムを取り出す。この日は二台のカメラでカラーとモノクロを撮り分けることにして、僕はコニカIIIAをバッグに詰める。もう一台はモデルのマユミさんに持参をお願いし、それ用の交換レンズも持たずに出かける。

機材を絞ったのは、撮影時間が限られていたため。といっても、ぜんぶで三時間半ほどあるのだけれど、大半は食事の時間にあてる。仕事の撮影ではないのだから、お昼ご飯はゆっくり食べたい。撮影の機材に凝るよりも、被写体と過ごす時間でプチ贅沢をするのは、僕の場合はその方がずっと結果がいいからだ。というより、機材に凝ったところで、僕のウデと撮り方では、たいした違いが出せないのだ。
ほんとうは仕事でもそうしたいところだが、今日びフィルムカメラを使って、レンズ交換なしでできる仕事の依頼など、まずほとんどない。それに「昼食はワインを飲みながら二時間」なんて言ったら、即、スリッパではたかれる。

Konica Acom-1 / AR40mmF1.8 / FUJI Speria Vinus 400 / (C) Keita NAKAYAMA

Konica Acom-1 / AR40mmF1.8 / FUJI Speria Vinus 400 / (C) Keita NAKAYAMA

ロケ場所は麻布十番。これは別の仕事の流れでそうなっただけで、どの場所でどう撮るかは、特に決めていない。ただ今回はシーンごとにテーマを持たせ、全体を5つくらいのシーンで構成するつもりで撮りはじめる。2枚ワンセットで合計十枚。麻布十番勝負のはじまりである。

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▲photo1:駐車場から空抜き。この日はときおり晴れ間の見える曇天。空に表情のある瞬間を狙って、集合住宅と組み合わせて撮る。AR40ミリは逆光に弱く、この条件でも人物の暗部が浮く。それも計算に入れつつ、空の調子を出すためアンダー目の露出としたのだが、後処理はけっこう大変だった。

▲photo2:酔いがすぐ顔に出る撮影者と、まったく出ない被写体。撮影開始そうそう、いきなりのオフショット。

Special thanks to Mayumi.

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